自分と他人を比べない

2024年が始まったと思ったらあっという間に4月になっていました。出会いと別れの季節ですね。

4月になって会社によっては新卒社員が入ってきたり人事異動で部署が変わったりといったことが起きることもあるはずです。人間は環境の変化に弱く、これまでと働く場所が変わる、一緒に働く人が変わるといったことで簡単にストレスを受けます。  

僕は社会人6年目なのですが、数年前に環境の変化が原因で体調を崩してパニック障害を発症しました。今はだいぶ良くなりましたが、生活するのも精一杯な時期もありました。

これから新しい環境で頑張っていこうという希望で満ち溢れている人たちが、自分のように不必要に苦しい思いをせずに少しでも楽しく幸せに働けることを祈ってこの記事を書きます。そして自分がいつか迷って立ち止まってしまった時の戒めでもあります。

 

まず、新入社員(新卒/中途問わず)の場合は会社という組織に馴染むだけでもきっと精一杯でしょう。最初の数ヶ月で大切なのは焦らないことです。特に新卒の場合は、学生時代の友人と久しぶりに会って仕事の話を聞くと周りがすごくキラキラして見えることもあるかもしれません。

僕はそうでした。新卒の時の年収は264万円で、友人の給料や素晴らしい福利厚生だったりオシャレで綺麗なオフィスの話だったりを聞くたびに周りがうらやましくて隣の芝生がめちゃくちゃ青く見えていました。だけど、ここで焦ってはいけません。

僕は働くということは長距離走だと思っています(ヒカキンも人生は長距離走だって言ってた!)。目の前の仕事を確実にこなして周りからの信頼を勝ち取り、より大きな仕事を達成するためにまた挑戦する。これの繰り返しです。一朝一夕でインパクトのある成果を出すのは多くの人にとっては難しいこと。だから、焦らずに自分を信じて積み上げ続けましょう。

また、もしあなたが新卒もしくは経験年数の浅いジュニアなメンバーの場合、自分と周りのシニアメンバーを比べてしまい実力の足りなさ、不甲斐なさに落ち込むこともあるかもしれません。

特に現代はSNSによって意図せずともすごい成果を出してる人と自分を比較してメンタルヘルスが悪化してしまうケースが無限にあります。

自分と他人を比べるのをやめましょう。

言うのは簡単ですが、これはトレーニングしないと手に入らないスキルです。

〇〇さんみたいになりたい!と目標を持つのはいいことだと思いますが、実際にあなたが〇〇さんになることは不可能です。人間誰ひとりとして同じ人はいません。その事実を受け入れて前に進みましょう。あなたならではの色の出し方がきっとあるはずです。

そもそもシニアがなぜシニアなのかというと、それはたくさんの場数、経験によって得られた知識やスキルがあるからです。キャリアをスタートした瞬間からシニアな人は存在しません。だから、ジュニアとシニアで実力の差が大きいのは当たり前です。そこにはどうやっても埋めることのできない時間の差があります。落ち込む必要はありません。

そして、あなたが落ち込んでしまうのは自分に自信がないからです。自信がないのは自信をつける努力をすれば解決できます。

やるべきことがわかっている人はそれを達成するためのアクションをしましょう。技術書/ビジネス書を読む、コードを書く、資格の勉強をするなど、目標を決めて毎日コツコツ積み上げ続ける。

SNSの見過ぎでメンタルヘルスが悪くなってるならスクリーンタイムを設定してSNSを見る時間を減らすのもいいでしょう。

何をすればいいかわからない?

そういう人は健康に本気で投資するのが僕のおすすめです。絶対に元本割れしない最強の投資です。睡眠食事運動を徹底的にやってください。健康への投資については以下の記事に詳しく書いています。

eringiv3.hatenadiary.jp

 

やるべきことを決めて動き始めても数週間続けた程度ではほとんど変化はないでしょう。だけど3ヶ月、半年、1年、ましてや5年10年続けることができたのならば。積み上げ続けて目標をクラッシュすることができたのならば。

その時きっとあなたはシニアとジュニアな自分を比べて落ち込むことはなくなっているはずです。

なぜなら、それだけ長い期間積み上げ続けるには自分との勝負に勝ち続けなければならないから。

辛い時、うまくいかないとときも未来の自分を信じて積み上げ続けたあなたなら。昨日の自分よりも1ミリでも強くなろうとすることをやめなかったあなたなら。

他人ではなく昨日の自分と比較するマインドセットが完成しているに違いありません。心配せずとも自信と余裕が満ち溢れてくるでしょう。

ここまでできればきっとあなたの社会人生活はとても楽しく豊かなものになっていくでしょう。

マインドセットができあがったら次のステップは人間関係や仕事で求められるハードスキルの習得です。これは気が向いたら別の記事で書きます。

この記事を読んでくれた人が最高の社会人生活を送れることを祈っています。

おまえならできる。

以上!